赤ちゃんはお腹が空いた時、おむつが不快な時など、泣いてお願いします。
おぎゃーおぎゃーと継続して泣いていると「お腹空いたかな」「おむつかな」と思いますし
ギャー!という感じで声を震わせて泣いていると「怒ってるな」って感じがします。
ふわ~んふわ~んと少しないてはこちらの様子を覗い、またふわ~んと泣くの繰り返す時があります。
ご飯でもおむつでもなく、構ってほしくて泣いているんですね。
ここですぐに抱っこしてしまうと抱き癖がつくから良くないといいます。
抱き癖とは
抱っこしていないとグズってしまう状態のことをいうそうです。
泣いたらすぐに抱っこしていると、赤ちゃんは泣けば抱っこしてくれると理解します。
そうすると今度は抱っこして欲しくて泣くようになるというのです。
抱き癖は悪いことなのか?
抱き癖がついた状態といいますが、子供が親に甘えたいのは普通のことですし、ごはんやおむつの時と一緒で、泣くことでお願いしているのに変わりありません。
ご飯やおむつは許しても甘えるのは許さないっていうのはちょっと違う気がします。
今は泣いても抱かないという考えは古くなっていて、どんどん抱いたほうがいいという風潮になっているようですね。私も賛成です。
要求はやがて命令になる
「エミール」という本によると
はじめは自分の弱さから他者に頼るという感情が生まれるが、次第に権力と支配の感情が生まれてくるのです。子供が泣くからといって全てに対応してあげてはいけません。
泣きながら手を出す時は、物を持ってくるように、ここに来るように命令しているのです。
そういうときは自分から行かせるか、知らんぷりすることで無駄に泣くことも命令することもなくなります。
とあります。これが正しいのかはわかりませんが、参考になりますね。
エミールを一人前に育てるための子育て論、読んでみると面白いですよ。
甘やかすのは良くないですが、たっぷり甘えさせてあげたいと思います。