これは一条の間取りの設計中、標準仕様というトラップに陥り結果的に間取りを圧迫してしまった私のお話…。
差額無しというトラップ
一条工務店では坪数で価格が決まっていて、そこにキッチンや洗面台、浴室や収納が含まれており、それぞれ一条が用意した選択肢の中から選んで決めていくという感じになっています。
これから間取りを考える方、これを読んでよく考えてください。
夫婦揃って貧乏根性を発揮
標準内(キャンペーン含む)ならどれを選んでも差額なし!
大きくても小さくても、選ばなくても差額なし!
個数制限があるものもあり!
せっかくなら一番大きいものを選ばなきゃ損!最大数配置しなきゃ損!
という状態になり各選択肢の中から大きいものを選んでしまいました。
順番に紹介します。
キッチン
i-smartだとカウンターキッチンが標準で
・スリムカウンター
・ワイドカウンター
・ステップカウンター
・キッズカウンター
などから選べます。また別シリーズのキッチンから選択もできますので、壁付けタイプも選択肢にありました。
そして我が家が選択したのはワイドカウンタータイプ
幅2720mm×奥行き1050mmの大物です。これをLDKの真ん中にドン!
しかも一枚物の天然御影石を天板に装備しています。すごい存在感です。
カウンターが広く収納付きなので何かと助かっています。カウンター側の椅子に座ってなにかするってことはほぼありませんね…。
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洗面台・浴室
洗面台も標準内でサイズを選ぶ事ができます。
こちらも数あるサイズの中から最大サイズを選択しました。
中央上の扉はなぜかズレてしまったのでアフター依頼済み。
おかげで脱衣所は2.5坪もあり、その圧倒的な収納力のおかげでとてもすっきりしています。
みんなで使用していても余裕があるのは良いところです。
そして脱衣所の大きさに合わせるように浴室も1坪タイプではなく1.25坪タイプを選択しています。
こちらも洗い場が広く窮屈な思いをしなくて済むので採用してよかったかなと思っています。
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クローゼット・ブックシェルフ
唯一失敗したなと思っているのがこのクローゼット・ブックシェルフ関連です。
標準ではシステムクローゼットかブックシェルフが6坪ごとに1つ設置できます。押し入れや通常のクローゼットは無料でいくらでもつけることができます。
我が家はギリギリ30坪を切っていたので4つまで無料でつけられました。赤枠で囲ったところです。
失敗1. テレビ横のブックシェルフ
テレビボードの横のスペースにブックシェルフを配置したんですが、何も置かずに窓を設置すればよかったと後悔しています。
間取り図の下側が東になっているんですが、この面に窓がなく、朝日が入らないので若干暗い感じになってしましました。
夏場に朝日で家の中が暑くなるのがいやだったのと、南側に大きな掃出し窓をつけたのでなんとかなるかなと思っていたんですが、目隠しのためにブラインドかシェードを使っているので想像以上に暗かったです。本棚の位置に霞ガラスの窓をつけていれば…。
ディスプレイ棚も必要に応じて窓の下に設置すればよかったので不要でした。
部屋が狭いのでテレビボードもなくしてしまってもよかったかもしれませんね。
失敗2. 子供部屋の収納
クローゼットと本棚が設置されていますが、どちらも大きく、かなりスペースをとっています。
さらにドアをあけてすぐクローゼットなので入り口が狭いです。
どちらも撤去して必要に応じてワードローブや本棚を設置するのがよかったなと思っています。
その方がその時々で柔軟な使い方ができて良さそうです。
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クローゼットの撤去も検討してみました。結果は驚きの… www.kitappo-ismart.work
見送るのも大事
標準に含まれているからといって何でも採用してしまったばかりに間取りを圧迫し、部屋が狭くなり、窓も減る…ということになってしまいました。
クローゼットなどは採用しなければその分部屋が広くなり柔軟に対応できるようになります。
かといって備え付け収納が多いおかげで掃除や見た目のメリットもありますので、難しいところです。
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